セレブたちがお気に入りファッション&健康術

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御曹司僧侶は世の中の玉の輿?

世界のセレブを魅了するイギリス発の『JIMMY CHOO』のパンプスは10万円オーバーも珍しくないが、そんな高級パンプスを月9少女漫画改編ドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』の中で、御曹司僧侶の星川高嶺が桜庭潤子にポンとプレゼントした。


実際のところ、原作少女マンガのように本当に御曹司僧侶がお金持ちかどうか疑問を抱いた人が多いかもしれません。

そこで、今回お寺事情に詳しい吉川美津子さんに説明してもらった。


「僧侶の収入はお寺によって都市・地方に差はありますが、葬儀や法要時のお布施やお墓の管理費、そして護持会費もあります。」


ドラマに出てくる寺院は都市部にあるのでお金持ちかもしれないが、地方では少子高齢化と宗教観が変化している要素も加えて、お寺がどんどん変わっていっているという。

例えば最近では火葬のみや葬儀の簡素化、墓を持たない人も増えているため、収入はおそらく減る一方なのだとか。

その点、ドラマに出てくる寺の御曹司など一昔前の話といえるだろう。


また、経験の浅い僧侶は普通のサラリーマンと同じで、月収20万~25万円程度だという。

東京近郊にある檀家1000戸ほどの大きな寺院の跡取りで、現在同寺院の副住職をしている方の話では、副業しないでお寺だけの収入で生活するのは大規模寺院でも難しいようだ。

たとえ住職になっても年収500万円前後と少ないのが現状という話もある。


しかし、年収が少なくても実際は家賃がかからないし、光熱費もいらない、親への生活費支払い月6万円と貯金13万円以外は支出がないため、すごく恵まれている方ではないだろうか。

もしお布施とかの収入源が減ったら、寺の敷地の一部を駐車場にしたりして不動産で儲けることもできる。

そのため、山下智久さんみたいなイケメンが僧侶であれば、玉の輿に乗れるかもしれません。


(参考資料:NEWSポストセブン YAHOOニュース/http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151109-00000022-pseven-soci